パリパリと香ばしい皮に、餡がたっぷり。山鹿灯籠を形どった、可愛らしいもなかです。昔ながらの製法で炊き上げられた手練りの餡は、どこか懐かしくホッとする味。

明治初期から受け継がれてきた山鹿の伝統菓子。米粉を蒸して作った団子を薄くのばし、こし餡を包んだ独特のスタイルで、昔は「巻き羊羹」と呼ばれていたのだとか。モッチリやわらかな食感と上品な餡が絶妙です。

阿蘇の雄大な自然が蓄えた水、そして良質な肥後米。山鹿の水･米の恵みを活かし、伝統の技で造られる日本酒は絶品です。また近年では、菊鹿で契約栽培されたぶどうを100%使用したワインも人気。数々の賞を受賞しています。

天保年間創業の麹屋では、味噌や醤油、甘酒に塩麹と多彩な発酵食品を製造・販売。代々伝わる蔵や麹室を使って仕込む商品は、どれも旨みと栄養たっぷり。米の集散地･山鹿で生まれ育った伝統の味をぜひ試してみて。

室町時代から伝わる山鹿灯籠。灯籠踊りで有名になった金灯籠をはじめ、実在の建築物を精巧に模した神殿造りや座敷造り、城造りなど多種多様な様式があります。熟練の技術を持つ灯籠師が伝える、山鹿随一の伝統工芸です。

鹿本地区に受け継がれている伝統の技。最盛期には香川、京都と並び「団扇の日本三大産地」と称されていたとか。柿渋を塗った来民団扇は丈夫で長持ちし、使うほどに深い味わいが増すと好評。贈り物にも最適です。

明治中期から盛んになった山鹿傘は、西日本一の生産量を誇っていました。その後、一度は途絶えてしまいましたが、平成17年より復活。

明治から大正にかけて山鹿の繁栄を支えたのがお蚕さんです。山鹿産の良質のまゆ玉は養蚕農家はもちろん製糸工場・まゆ問屋・呉服商など湯町山鹿の経済を支えました。福まゆ人形は福を招く山鹿産のまゆ玉で作ります。
山鹿灯篭踊り人形や雛人形・稚児武者人形・干支人形などを製作しています。

今や全国的な人気ゆるキャラ「くまモン」が、山鹿オリジナルのピンバッジになりました。頭に灯籠をチョコンと載せ、とぼけた表情で佇むくまモンピンバッジは、持っているだけで自慢できそう。
販売・お問い合わせ/山鹿温泉観光協会 TEL 0968-43-2952

山鹿を代表する伝統的工芸品"山鹿灯籠“をカラフルに並べたデザインや、国指定重要文化財の八千代座をはじめ、さくら湯・チブサン古墳・鞠智城・灯籠民芸館など数々の特徴的な建物を並べたデザインがあります。
販売・お問い合わせ/山鹿温泉観光協会 TEL 0968-43-2952

美人画で一世を風靡した画家、鶴田一郎先生デザインのグッズを販売しています。灯籠娘をモチーフに淡い色合いで描いた美人画は、得もいわれぬ美しさ。ポスターやうちわ、Tシャツなど、バラエティ豊かな品揃えが自慢です。
販売・お問い合わせ/山鹿温泉観光協会 TEL 0968-43-2952